三つ編みのその先は、三頭の盲目のうみへび。
シューシュシューと、不気味な音を立てながら、
紅い、赤い二又の舌を長く、長く、長く伸ばして、
ロキュの歪な鼻のあたりをネチネチと、舐めまわす。
あたり一面に、朽ちたコサージュの花が咲き乱れ。
黒と赤のコサージュの交じわりの後、
血液の固まりのような赤黒い粘液を種子に混ぜて、プワゥーと、悪意にまき散らす。